アスベストの粉塵を吸引すると15年から20年ほどで石綿肺になる可能性があります。この物質は非常に危険なので絶対に吸引したり周囲に拡散させたりしてはいけません。他にも肺がんや悪性中皮腫などの症状を引き起こします。肺がんの潜伏期間は15年から40年、悪性中皮腫は20年から50年とされています。
15年以上の長い期間を経てから重篤な症状を引き起こすのがこの物質の大きな特徴です。アスベストによる健康被害は分かりにくいため対策が講じられるのが遅れました。この物質は1941年頃から使われ始めて次第に危険性が明らかになります。2000年代に入ると多くの人々がこの物質の危険性を認知するようになり、2006年になって全面的に使用が禁止されました。
この物質が使用禁止となってから15年以上が経過していますが、現在でも古い建築物などには残っていることがあります。アスベストの調査を検討している場合には、自分で作業を行わずプロに任せるのが正しい判断です。日本中にはアスベストの調査を必要としている個人や企業が数多く存在します。多くの個人や企業のニーズに応えるため、専門の会社ではホームページを用意して活動を行っています。
インターネットで検索すればアスベストの調査や建物の解体などを専門的に行う会社がすぐに見つかります。料金だけでなく過去の実績や技術力、具体的なサービス内容などを比べて信頼性を判断してください。実績豊富で確かな技術力を持つ会社ならば安心して調査を依頼できます。